とつぜんですがあなたは「ランディングページ」という言葉をご存じでしょうか?
一般的には
「ランディングページ」とは
ユーザーがWebサイトを見ていて 一番始めに開いた ページのことを「ランディングページ」と呼びます。
その名の通り、「ランディング(着地)したページ」と言う意味です。
ですが、Webマーケティングにおいては
サイトを見に来てくれたユーザーに
1ページで完結しているページのことを
ランディングページ(Landing page)と呼びます。
つまり、
ランディングページ(略:LP)は、
「注文や問い合わせやを増やす」
ために特化して、
そのことだけに重視されて作られたページと言うことです。
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます!😊
今回は、ちょっとむずかしいのですが…
「Webマーケティング」の中の「ランディングページ(LP)」をテーマに
「ランディングページ」の考えや、
ランディングページを使った「問い合わせや注文を増やす」ための仕組み、など紹介していきたいと思います。
今回、専門的なことを「分かり易く解説する」ページを目指したので、初心者🔰でも読みやすく、
いつもよりたくさん「改行や行間」が入っております。
読み進める時に「ご不便」おかけするかもしれませんが、「ご理解」頂ければ幸いです。
- 「ランディングページ(LP)」って何のことだかわからない。
- 「ランディングページ(LP)」初心者🔰
- 「ランディングページ(LP)」に興味がある!
プロの思考を、「このページに来てくれた人だ・け・に♥」おしえちゃいます!
目次
2つの意味を持つ「ランディングページ」

冒頭でお話ししたことと重複していきますが
ランディングページには2つの意味があります。
- ランディングページは、一般的な意味と、WEBマーケティング的な意味がある。
まずは一般的な意味での「ランディングページ」についてのご紹介です。
「検索結果」などからクリックして訪れた最初のページ

一般的な意味での「ランディングページ」としては、
インターネット上には、「動画」や「画像」や、ブログも含めて「数多くの種類のページやサイト」がたくさんあります。
わたしもそうですが、そんなたくさんの中から、
自分の見たい(知りたい)ページを探すのに
GoogleやYahooを使って「検索して見つける」ことをしませんか?
そんなその中から
と言う感じで、
検索結果やから「見つけてきた」ページの事を
「ランディング(着地)ページ」
と呼びます。
他にも、メルマガのURL、SNS(Twitterやインスタグラム)など、
さまざまな経由でアクセスして辿り着いたページのことも「ランディング(着地)ページ」と言います。

英語で「ランディング」には、「着地する」という意味があり、
別の言い方で「着地ページ」とと言われることもあります。
ようするに、一般的な意味での「ランディングページ」と言うのは、
- 一般的な意味での「ランディングページ(LP)」は、調べて訪れた「最初のページ」のこと
次は、
「WEBマーケティング」の時に言う
「ランディングページ」の意味について、くわしくお話ししていきます。
「WEBマーケティング」で言う「ランディングページ」

こちらも冒頭でお話ししましたが、
「WEBマーケティング」でのランディングページと言う意味は
もう少し具体的な感じになります。
たとえばあなたが、
をしている時に、
商品やサービスを紹介しているページで
「問い合わせ」や「資料請求」が出て来たり
「商品の購入手続き」や「見積もり依頼」など
商品の説明から購入(「問い合わせ」「資料請求」「見積もり依頼」)まで
そんなページを見た事はないでしょうか?
これが「WEBマーケティング」の時に使われるランディングページです。
つまり、
ひとつのページで「問い合わせ」や「購入手続き」など、すべて出来るようにしてあるページのことです。
「注文、問い合わせなど」まで1ページで完結しちゃうページ
だと思っていただけると分かりやすいかもしれません。
- WEBマーケティングでの「ランディングページ(LP)」の意味は、「注文、問い合わせなど」1ページで完結しちゃうページのこと
LPOっていうのも、こっちのランディングページ(LP)での事だよ

ちなみに余談ですが、
ランディングページの最適化、LPO(Landing page optimization)「らんでぃんぐぺーじ おぷてぃまぜーしょん」、
という言葉は、こちらのランディングページに使用されます。
ですからLPやLPOと言った話しをしているページで
「ランディングページ(LP)」という言葉を聞いた時は
と、思って頂ければ大丈夫です。
- LPOは「ランディングページの最適化」することを指します。
ランディングページをつくる「目的」について

ランディングページの目的としては、
そのページを作った人や会社が、
そのページを見に来てくれた人(ユーザー)に
「問い合わせ」や「資料請求」などをしてもらうことを目的としています。
つまり、
「なんらかの利益に繋げる事が前提」として作られております。
でも、なんでわざわざLPを作る必要があるの?

しかし、なぜわざわざランディングページ(LP)を作る必要があるのでしょうか?
よく考えてください。
なんでわざわざランディングページなんて別ページ作る必要があるの?
という疑問が浮かび上がりませんでしたか?
そのとおりです。 わたしもそう思います。
しかし、ランディングページには
という点において、他のWebページにはない、
とても優れてたメリットがあります。
それについてはこの後、読み進めて頂けるときっと納得できると思いますので、
まずは「ランディングページ」ってどんなページなのか?
見て行きましょう!
ランディングページってこんな感じ
また、ランディングページを見たことがある方はWebページと言うよりWeb版のチラシに近いという印象を持っている方も少なくないかもしれません。
もし、あなたがまだ「ランディングページ」を1度も見たことがないのであれば、ランディングページを集めた紹介サイトがありますので、そちらをご覧ください。
きっと、
と、びっくりするかも知れません。
「ランディングページ(LP)」がどんなものなのか? 分からないなら「実物」を見てみよう!
ランディングページの5つの特徴
そしてランディングページには、次に挙げる5つの特徴があります。
- 縦のスクロールが必要
- リンクがほとんど貼られていない
- ボタンのサイズが極端に大きい
- 派手なデザインである
- そして文章より画像が多く使われている
です。
もちろん特徴の一つ一つに、「大切な意味合い」と「理由」があります。
それでは、それぞれの特徴が持つ意味合いについて少し詳しく触れていきましょう。
① 縦のスクロールが必要

「ユーザーにたくさんの情報を伝える」そして「ページ離脱率を維持する」為に
あえて「縦スクロールが必要なつくり」になっている
のがランディングページです。
その理由をそれぞれ説明していきます。
ユーザーにたくさんの情報を伝える為

まず「ユーザーにたくさんの情報を伝える為」という点についてです。
商品の紹介だけなら、ページが見やすいように情報を凝縮してメリットだけを書くなど
しかし、ランディングページは「問い合わせ」や「購入」など
という明確な目的を持っています。
ただ見て欲しいだけのページではないのです。
その為、商品やサービスをアピールするだけではなく、購買意欲を高める工夫として
「ユーザーの不安を打ち消す事」
が要求されるのです。
商品やサービスの利点だけ書いたページでは、ユーザーは得てして
怪しすぎるわ…。
と、疑いの目で見てしまいます。
その疑いの目を和らげ、問い合わせや購入に繋げるためには
「客観的な情報」
が必要なのです。
例えば「野菜の定期販売のページ」

例えば野菜の定期販売のページであれば、
「農家の写真」
という客観的な情報を載せて
と書いたりするのも効果的です。
さらに定期販売の「いつでも一時停止可能」という宣伝文句でも、
ただ「一時停止可能」と記載するだけでなく
停止までのフローや、いつまでに手続きをすれば一時停止が出来るのか?
どのくらい「一時停止」が出来るのか?
などの詳しい情報を載せることが「ユーザーの不安を和らげる」大切な役割を果たします。
このようにランディングページは、
ページを見て行動してもらうために多くの情報を提示する必要があります。
よって必然的に情報量も多くなってしまい、
スクロールが必要となるのです。
- ユーザーの不安を和らげるためにも「豊富な情報」が必要である。
- 情報を多く掲載するため、どうしてもページは長くなり、スクロールが必要となる。
クリック率維持の為にページを分割しない

次に「クリック率維持の為にページを分割しない」という点についてご紹介します。
情報量が多いならページを「複数に分割すれば良い」という意見はもっともだと思います。
しかしランディングページにはこれが出来ない理由があります。
Webページには複数ページ渡って記事が書かれているものも珍しくありません。
しかしページを分割した場合、
次のページのボタンをクリックしてくれる人は100人中1~10人、
最高でも30人程度だと言われています。
と、いわれてましたし、概ね事実です。
つまり、
ランディングページを複数ページに渡って作ると、次のページをクリックしてくれるユーザー数が激減してしまうのです。
ページ数が2ページ、3ページと増えれば、さらに離脱者は増えます。
それでは、ランディングページを「ユーザーの行動」に繋げらたくても、繋げられません。
このような理由からランディングページは、
「1ページ完結で縦スクロールが必要」なものがほとんどなのです。
- ランディングページを「複数化」に分割すると、離脱率が増える
- 「離脱率」回避のためにも1ページでまとめる必要がある。
② リンクがほとんど貼られていない

ランディングページにリンクは殆どありません。
それは
通常のWebページは、
ユーザーが見たいページに行きやすいようナビゲーション(道順案内)することに重きを置いています。
また、「直帰率(意味:そのページだけを見てすぐ帰ってしまう)」を下げるために、
あの手この手を使って
と言った感じで、
「サイト滞在時間」を増やすために、
リンクがたくさん貼ってあるページを多く見かけます。
このようにWebページは、他の関連ページに行くことを推奨している点で
ランディングページとの違う。
ということなのです。
- ランディングページは離脱率を避けるため「リンクがほとんど」貼られていない。
- 逆に、Webページは、「直帰率」を下げる為、リンク(内部リンク)がたくさん貼ってある。
「WEBページ」と「ランディングページ(LP)」で、何で違いが発生するの?
この違いは何で発生するのか?
それは「目的の違い」です。
Webページの場合は?

Webページの場合は、
このページが、まさにそうです!
と言ったことを目的としていますが、
ランディングページの場合は?

ランディングページの場合は、
興味がありましたら○○をどうぞ!
と言った感じで、
ランディングページで紹介していることだけに注目して貰いたいのが目的なんです。
道で言ったら「1本道」です。(迷いようがない)
そして、ランディングページで伝えたことに興味があれば
問い合わせや購入、あるいは資料請求をしてくれるでしょう。
興味が無ければ関連商品へリンクなんてものはありませんので
これだけを見ると
という「違和感を持った」かも知れません。
たしかに、
しかし、きちんとランディングページの意義を理解して作られたものは、
「問い合わせ」や「注文」が多く入ってくるのも事実なんです。
裏を返せば、
上っ面だけを理解して作ったランディングページは、
強引性が目立ってしまい、
になってしまうとも言えます。
では、他の商品との比較ではなく「紹介している商品やサービス」について
強引に興味の有無を問うだけのランディングページなのに?
何故問い合わせや注文が増えるのか?
その仕組みについては最後に詳しく説明します。
③ ボタンのサイズが極端に大きい

普通のWebページの「リンクのバナーやボタン」は、
小さなものがいくつもあることは、少なくありません。
しかし、
ランディングページのボタンは反対に
というほど大きなものが基本です。
ボタンを巨大化させる理由はただ一つ、
です。
先にも記載した通り、ランディングページは
「興味があるか?無いか?」の2択を問うページです。
興味があっても問い合わせや注文ボタンが小さいと、
「ボタンに気づかずに」せっかくの顧客が離れてしまいかねません。
その為、ボタンサイズを大きくしたり、
赤や青、緑と言った「目立つ色のボタン」で
ユーザーがクリックしやすいようにしているのです。
もちろんケースバイケースなので、大きすぎてもいけませんし、
色使いにも気を配る必要があります。
でもここで重要なのは
「ボタンがちゃんと分かりやすい事」なのです。
- ランディングページのボタンは、目立たせる為に「大きくて派手」である。
- ただし、「大きすぎても」「派手すぎても」ダメ、バランスが必要
④ 派手なデザイン

ランディングページの第一目標は、ユーザーをそのページに引き留めておくことです。
どんなに良い商品でも「見てもらえなければ」問い合わせや購入に繋がりません。
そこで、普通のWebページより派手なものが多くなっています。
中には、
というページもあるでしょう。
他には
あと「○○時○○分○○秒間で、申込み終了です!」とか
あと「○○時○○分○○秒間で、値上げします!」
も、
実は、印象を与えるとして、
「派手なデザインで活用している手法の1つ」なんです。
それが「派手なデザイン」だったり、印象に残るような「宣伝文句(キャッチコピー)」の目的なのです。
しかし、派手過ぎても下品な印象を与えてしまうので、
こちらの派手さにも「バランスが重要」となります。
また最初の宣伝文句も非常に重要な役割を担っているため、
インパクトだけを重視して内容を軽視してはいけません。
この短い言葉でユーザーは続きを読むか読まないかを判断するからです。
ランディングページは、目立ちはするが派手過ぎず、
かつ「宣伝文句(キャッチコピー)」で
ユーザーを惹きつけなければならないのです。
そう考えるとただ派手にしておけば良いというものではないということも
理解いただけるのではないでしょうか?
- ランディングページのデザインは、見て貰う為に「派手」である。
- ただし、「大きすぎても」「派手すぎても」ダメ、バランスが必要
⑤ 文章より画像が多く使われている

Webページに限らず書籍や会議等の資料にも言える事ですが、
文字だけのものより「適度に画像が入っている」ものの方が読みやすくて印象に残ります。
だからいっぱい画像使ってます!
ランディングページも例外ではなく「読みやすさ」を意識して作られています。
その為、ページ内でたくさんの画像が使用されているのです。
文字だけのページは読み難い

ライディングページは、「ユーザーに行動」してもらうために、
多くの情報を提供する必要があります。
それを「文字だけで伝えよう」とすると、どうしても読みにくくなり、

そういった現象をさける為にも、「画像を多用」するのですが、
最近は画像が多すぎる印象も否めません。
画像は記憶に残りやすい反面、デメリットもあります。
画像と言うのは「瞬時にイメージを伝える」ことが出来るのですが…、
その反面、
しっかりと正確に伝えることが出来ないという
デメリットもあります…。
その為、
ここは!
という部分を「パッと一瞬で」伝えたいときには
画像で!
ちゃんと「詳しく伝えたい」ところは
文章で!
というように、画像は適度に使用する事が大切です。
先ほど「デザインの派手さはバランスが重要だ」と述べましたが、
「文章と画像のバランス」も重要なのです。
- 文字だけのページは読みづらい
- 画像を多用しすぎても、思った事がちゃんと伝わらない
- 文字(文章)と画像のバランスが大切
このブログは、文章も画像もバランスよく取り入れた内容となっております!
今までよく「画像入れ過ぎて」ゴチャゴチャしちゃう記事ばっか作ってたからだろ~!?
ダメWEBデザイナーなんだから…。(呆れ顔)
問い合わせを増やすランディングページの仕組み

これまでは「ライディングページの特徴」をお伝えしてきました。
これらの特徴に共通して言える事は
「問い合わせや注文等の行動に結びつける」という目的で作っているということです。
しかし、先のような情報であれば
ランディングページについて聞きかじった方でも大抵は知っています。
ランディングページを理解するうえで大切な事はもっと深いところにあると私は思います。
それは
「ランディングページは興味の有無の2択を迫るページ」
という点です。
例えばですが…、パソコンが欲しいとします。

例えば、あなたが今、「パソコンを買いたい」としましょう。
そうすると、「どんなパソコンが欲しいのか?」
調べますよね?
- どこでも使いたい! と言う事であれば、持ち運びに便利な「ノートパソコン」ですし、
- GAMEをしたい! というのであればGAMEに適した「デスクトップパソコン」ですし、
- 動画や画像編集してい! というのであれば画面の大きい「高解像度のパソコン」
となります。
それらを「全部、紹介しているランディングページ」だったとしたらどうでしょうか?
迷いますよね?
このように「選択肢が多い事が必ずプラス」になるわけではないのです。
ときには、ランディングページのような
2択を迫る「究極のページ」のほうが、
問い合わせや注文に結びつく場合が多々ある(←これは事実)
のです。
まとめ
- 商品の説明から購入(「問い合わせ」「資料請求」「見積もり依頼」)まで1ページで完結するページのこと
- ランディングページとは「なんらかの利益に繋げる事が前提」で作られている
- ランディングページには「他のページには無い」メリットがある。
- ランディングページの特徴として、
①縦のスクロールが必要 - ②リンクがほとんど貼られていない(逆に普通のWebページはリンクがたくさん)
- ③ボタンのサイズが極端に大きい
- ④派手なデザインである
- ⑤そして文章より画像が多く使われている(文字だけのページは読み難い)
- ランディングページは「興味の有無の2択を迫る」ページ
- 結局そのほうが「問い合わせや注文に結びつく場合が多々ある」(←事実)
この記事を読んで分りましたでしょうか?
さいごに
最近では「ランディングページ」をよく見かけるようになりました。
そのことから、
「ランディングページ」が注目を集めているんだな~と、わたしは思います。
でなければ、WEB制作会社がこぞって
なんて言ってこないでしょう?www
今回、この記事では、
「ランディングページ」にはきちんとした仕組みがあり、
と、いう事をお伝え出来たのかな(?)と思います。
また他にも、どんどん「WEBマーケティング」や「ランディングページ」について記事にしておりますので、
こちらもよろしくお願いいたします。↓
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
おはようございます。
ランディングページのことがよ~くわかりました。
ありがとうございます^^
takafumiさん
コメントありがとうございます!
「うれしいコメント」どうもありがとうございます!
ランディングページって、戦略ページなので、正直難しいのですが…
ブログをやってる個人でも「ランディングページ」が作れるようになれれば、
自分の可能性が、かな~り広がりますのでいっしょにがんばりましょう!
ランディングページって言葉は初めて聞きました!
今回もとても勉強になる内容でした!
ありがとうございます!
yukoさん
コメントありがとうございます!
お役にたててなによりです!(#^.^#)
>今回もとても勉強になる内容でした!
しかも定期的に見てくれてありがとうございます!
「ランディングページ(Webマーケティング含む)」の話しは、まだまだ続きますので、
yukoさんが全部読み終わる頃にはきっと「ランディングページに詳しい人」になってるとおもいますよ~!
ご期待ください。