いつもご覧いただきまして、ありがとうございます!
今回は、エックスサーバーから、
Webサイトを高速・安定化してくれる
「Xアクセラレータ Ver.2」の運用が開始されたと言う事で、そのお話をしたいと思います。
- 「エックスサーバー」を使っている人
- 自分のWordPressを少しでも速くしたい人
- 「Xアクセラレータ Ver.2」を導入するとどう変わるのか?知りたい人
この記事は「エックスサーバー」を借りている人向けの記事となります。 それ以外のレンタルサーバーの方は、申し訳ありませんが参考程度として読んでください。
目次
「Xアクセラレータ」って何?

そもそもなんですが、まずは
と言う方に簡単に説明致しますと、
Webサイトを高速・安定化させるための機能です。
具体的にはこんな感じです。
- Xアクセラレータ Ver.1 … 静的ファイルの高速化(キャッシュ)
- Xアクセラレータ Ver.2 … Ver.1の機能+PHPプログラムの高速化
今回で言うと「 Ver.2 」と言う事になりますから、PHPプログラムの高速化が追加されたと言う事になります。
では、「 Ver.1 」と「 Ver.2 」の機能は?というと、
以前から「Ver.1」は導入されていました。
「Xアクセラレータ(エックスアクセラレータ) Ver.1」の機能内容です。
静的ファイルの高速化(キャッシュ) | |
---|---|
内容 | 静的ファイルのキャッシュをサーバーに保持することで、サイトの高速化と同時アクセス数の拡張が行われます。 |
キャッシュ対象ファイル(拡張子) | 内容.css .js .jpeg .jpg .gif .png .svg .svgz .wbmp .webp .ico .jng .bmp .3gpp .3gp .ts .mp4 .mpeg .mpg .mov .webm .flv .m4v .mng .asx .asf .wmv .avi .mid .midi .kar .mp3 .ogg .m4a .ra .woff .woff2 .ttf .otf .eot |
キャッシュの保存期間 | 2分間 |
キャッシュが保存されないケース |
|
注意事項 | 訪問者ごとに表示内容が異なるようなページ(会員制サイトやショッピングサイト)等では、当機能による高速化や負荷軽減の効果が出づらい場合があります。 ウェブサーバー上に、特定のユーザーや特定の環境のみに公開を制限しているコンテンツデータ等がある場合、本来広く公開されていないはずのデータがリバースプロキシ上にキャッシュされ、意図しないユーザーがそれらのデータへアクセス可能となってしまうことがあります。 例:.htaccessを用いて、特示するコンテンツの振り分けを行う 等。 |
しかも、エックスサーバーでは、気を利かせて
と言う感じで、デフォルト(標準)で導入されてます。
ちょっと専門用語が多かったので、機能の点をもう少し簡単に言うと
と言う事です(ちょっと強引な説明)
道理で速いわけだ、エックスサーバー。
と思ったら、ロリポップはあるみたいです
でも、Xサーバーの方が「総合的に性能は上」みたいです。(←わたしもそう思います。)
僕もロリポップからエックスサーバーに乗り換えました。
更新速度も全く違いますよね。結構びっくりします🕺🕺
— こばとーん📸科学で人生変える (@KOBATONE_PHOTO) 2019年3月8日
私もエロ作ってる訳じゃないのですが…
安いからとロリポップから移転して、でも最低プランだと表示遅くなり503エラー出たのでスタンダードプランに…
大人しくエックスサーバーにしておけば良かったです。— ぴーたん@ブログ「毎日が発見!」 (@usagix4) 2019年3月5日
まぁそれほどでもって言う話もありますが…。
ロリポップからエックスサーバーに変更したときの
PageSpeed Insightsの変化です❗️少し改善しましたが驚くほどでもないですね😅
こういうのってあまり公開されていないから、
参考になるかもしれないと思い公開します😊 pic.twitter.com/nACfU7GRc5— taka🌴ブログ+投資で月30万円を目指す! (@sakabou2) 2018年11月13日
実はわたしも以前、「ロリポップ」を使ってましたが、
総合的に考え「速さ>安さ」
を重視し、いまではXサーバーを中心にサイト運用しております。
8秒ルール(はちびょうルール)とはウェブサイトを構築する際のガイドライン・経験則の1つ。利用者がそのサイトを訪れてから、ページ全体の内容が表示されるまでに8秒以上を要すると、利用者は待ちきれずに他のサイトに行ってしまい、再び戻ってくることが非常に少ないとされる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
「Ver.2」になってからどこが変わったの?

では、さらに「Ver.2」になってから、何が変わったのでしょうか?
追加された「Xアクセラレータ(エックスアクセラレータ) Ver.2」の機能内容をみると…。
PHPプログラムの高速化 | |
---|---|
内容 | PHPプログラムの処理速度を最大20倍(※)まで向上させます。 ※エックスサーバー内の同一構成サーバーに対する、Apache Benchコマンドのパフォーマンス比較によるもの |
対象PHPバージョン | 本機能を利用される場合、事前に以下のPHPバージョンを設定していただく必要があります。 PHPバージョンの切り替え方法は「PHPのバージョンについて」をご参照ください。
|
php.ini設定について | 本機能利用中は、対象ドメインのフォルダ内の「.user.ini」というファイルがphp.iniファイルとして機能します。 |
注意事項 | 本機能利用中は、php.iniの一部項目が無効となります。 無効となる項目は「XアクセラレータVer.2利用時に無効となるphp.ini設定について」をご参照ください。 また、本機能利用中はphp.iniの設定変更反映まで最大5分程度かかる可能性があります。 |
…むずかしい。(←全然分からないwww)
でも、Xサーバーの説明(画像)からすると、
PHPは最大20倍
WordPressに至っては、最大10倍
速くなる(処理スピード)らしい!
もうちょっと詳しく…。
ざっくりと説明しますと

分らない頭で、ざっくりと説明しますと
Ver.2は、PHPプログラムを高速化する
に特化したバージョンアップですのでPHPプログラムが早くなると、WordPress(ワードプレス)自体が早くなります。
WordPress(ワードプレス)のシステムはPHP(ピー・エイチ・ピー)というプログラミング言語により構築されていますので。
「Ver.2」導入でPHP処理が早くなる → WordPressの処理が早くなる
と言うことで必然的に、WordPress(ワードプレス)サイトも速くなるのでは?
と期待しました。
さっそく「Ver.2」を自分のサーバーに導入してみました。
前置きが長くなりましたが、さっそく「Ver.2」を自分のサーバーに導入してみました。
導入方法はこちらです。
①エックスサーバーにログイン
まずはエックスサーバーにログインします。(https://www.xserver.ne.jp)
②サーバーパネルから→「Xアクセラレータ」を選択

サーバーパネルの中の「高速化」項目がありますので、さらに「Xアクセラレータ」を選びクリックします。
③設定を変更したい「ドメイン名」を選択

設定を変更したいドメイン名のサイトを選び「選択する」をクリックします。
④「Xアクセラレータ Ver.1」から「Ver.2」へ

標準(デフォルト)で「Xアクセラレータ Ver.1」になっておりますのでそれを
「Xアクセラレータ Ver.2」に変更し、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
⑤確認できたら「変更する」

変更後の設定が、「Xアクセラレータ Ver.2」になっているか確認し、「変更する」ボタンをクリックします。
⑥変更しました。

すると、「Xアクセラレータ設定を「Xアクセラレータ Ver.2」に変更しました。」と言うメッセージ画面に切り替わります。
念の為、
確認します。
そうしましたら一旦②の「サーバーパネル」まで戻りましょう。
⑦ ②と同じ

サーバーパネルまで戻ったら、②と同じで「高速化」項目から、さらに「Xアクセラレータ」を選びクリックします。
⑧「Ver.1」→「Ver.2」になっている!

「Xアクセラレータ」のドメイン選択画面を見ると、先ほど設定したサイトの設定が
「Ver.1」→「Ver.2」になっています。
と、言う事で「本当に速くなったのか?」計測してみることにしました。
「Ver.2」になってワードプレスは早くなったのか?

大変もうしわけないのですが、わたしのケースの場合は、まったく変化ありませんでした。
期待してこの記事読みに来てくれた人には申し訳ないのですが、ウソついても仕方ないので正直に言いますと。
「Ver.2を導入」=WPで作ったサイトも速くなる
はありませんでした。(←あくまで私の場合)
一応、参考までに「計測結果を公表」しますと、
サイトの表示スピードの計測
サイトの表示スピードを計測する際に使わせて頂いた「計測サイト」は以下の通りです。
- Test My Site(日本語版):https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp
- Test My Site(英語版):https://www.thinkwithgoogle.com/feature/testmysite
- サイト表示スピードチェック(PageSpeed Insights):https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
- GTmetrix:https://gtmetrix.com
あえて「スマホ測定」を多く入れた理由は「わたしがスマホ表示を重視しているから」です。
導入前:「デザアフィ」サイトの表示スピード
「Xアクセラレータ」Ver.2導入前です。(Ver.1にて動作済)
計測した私のブログ「デザアフィ」なんですが、ブログとしては「見た目キレイ」まとまってますが、
その反面、いろいろカスタマイズしているので…。
なので、スピードUPが「デザアフィ」サイトの「今後の課題」となっております。(とくにモバイルページ(スマホ&タブレット))
導入後:「デザアフィ」サイトの表示スピード
「Xアクセラレータ」Ver.2導入後です。(Ver.1 → Ver.2に切り替え後)
あれ?
この微妙な速度低下は、アクセスした時間が7時頃(導入前の計測は朝6時~)だったため、
わたしの住んで居る所の人達がネット使い始めて「ネット回線が混雑しはじめてきた。」と思われます。(「Xアクセラレータ Ver.2」とは無関係だと思います。)
…そんな訳で、このままでは収集がつかない(わたしの気持ち的にも)のでXサーバーにメールで問い合わせて見ました。
「Xアクセラレータ Ver.2」はWPの「管理画面」も「サイト」も速くなるの?
質問した内容は以下の通りです。
Q XアクセラレータVer.2についてご質問です。
XアクセラレータVer.2の説明ページを見る限り、WordPress処理速度が10倍と書かれておりますが、その速度UPと言うのは、「ブログの管理画面」話しで、「ブログサイト」は速くならないのでしょうか?
とメールした所、こんな返事が返って来ました。
A お問い合わせいただき誠にありがとうございます。(中略)
XアクセラレータVer.2による速度の向上は、両方でございま
ブログサイト(WordPressの公開ページ)と、WordP
…両方なのか?!
でも自分の場合はダメなのか…。
さいごに

わたしの場合は、計測した結果。
と、ちょっと残念な結果になりましたが、
たしかに、管理画面は「Xアクセラレータ Ver.2」を導入したことによって、ワードプレスの管理画面の操作は、早くなりました。(体感ですが)
管理画面が速くなってくれただけでも「管理画面を操作したり」「記事を書いたり」と、
だって極端な話し、
1作業コンマ数秒短縮されるだけでも
年間で数分、数時間、
何十年もブログ運営し続けたら、
数日分の時間短縮!?
になってもおかしくない話しですから。
まとめ

そんな訳で、何のリスクも無い「Xアクセラレータ Ver.2」は、
前向きに「導入検討をした方が良い」
と、言う事をお伝えしておきます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
こんにちは。
とっても詳しい説明で分かりやすかったです。
ありがとうございます!
私もブログ記事をかいているので、良かったら遊びにくてください。
https://lovelik-zaitaku-work.com/?p=54261
misuzuさん
コメントありがとうございます!
いつもリンク貼って有ったのmisuzuさんだったんですね!
大変失礼いたしました。
拝見いたしました。すごい結果だしていらっしゃるんですね、素敵だと思います。
わたしもmisuzuさんを見習ってがんばりたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。